イスンチョル

morisakikazuo2004-11-29

基本的に女性歌手専門?のMorris.だが、韓国歌謡黄金期(80年末から90年初頭)の男性歌手といえば、やはりこのイスンチョルを外すわけにはいかないだろう。
パンナムジュン、ピョンジンソプとイスンチョルが当時の「御三家」といえるかもしれないが、歌声の魅力と、歌唱力ではナンバー1だろう。
「アンニョンイラゴマルハジマ--さよならなんていわないで」「ソニョシデ--少女時代」「マジマッコンソートゥ--最後のコンサート」「パンファン--彷徨」「マジマンナエモスブ--最後の君の姿」などなど、本当に素晴らしい。
「最後のコンサート」のビデオ
当時朝鮮語講座でいっしょだった女性が、すっかり彼に入れ込んでいたので、90年頃、韓国に行ったとき、ソウルの小さな劇場でのライブを見た後、楽屋に潜り込んで、ほとんどバディレンゲジ(Body Language)で、イスンチョルにサインをもらい、彼女へのお土産にしたことを思い出した。
イスンチョルは1966年生まれで、85年にグループ「プファル--復活」を結成、89年には独立してソロ活動を始めたが、結構グループといっしょに活動することが多かったようだ。
先週の「開かれた音楽会」ではしょっぱなに登場して「オヌルドナン--今日も僕は」などを歌ったが、今回は「イスンチョルワファンジェ--イスンチョルと皇帝?」とかいうグループだった。
いかにも不良っぽい感じを漂わせていたイスンチョルだったし、当時大麻か何かで検挙されたりもしたとおもうのだが、最近は眼鏡をかけて、ちょっと毒気が抜けたような感じがする。そろそろ不惑も近づいてるから、いつまでもガキではいられない、というところだろうが、無責任なファンとしては、いつまでも悪ガキ精神を無くさないで欲しいと思ってしまう。